泣いて笑ってよ一等星

僕の歌を笑わないで (twitter @tktknhs )

軽率に落ちそうな沼の話をしてはいけない

 

これまでにお金を使ってきたものはジャニーズとアニメ。今は関ジャニ∞のおたくをしている。そんな女は、東京03に落ちそうなのだ。というか今もう肩くらいまで浸かっている。

 

きっかけは某月曜日から夜ふかす番組が終わってからだった。それまでテレビを付けつつスマホでゲームをするという堕落した二刀流をしていたのだが、ゲームもつまらんな、となり、かと言ってめぼしいテレビもやってないな、とザッピングしていたときに見つけたのがゴッドタンである。

 

名前は知っていたし、マジ歌も何回か見た。面白いのは知っていたのでそこにチャンネルを合わせてみたところ、暗記王という企画で挑戦者が東京03の飯塚さんだったのだ。仲の良いおたく友達が好きな人だ。とそのまま見ていて、それが、沼の入り口だった。

 

飯塚さんの目の前で同じく東京03の角田さんが一夜を共にした女性に写真を撮られてしまうところから始まる。翌日仕事場にやってきた角田さんはひどく落ち込んでいて、東京03のもう一人のメンバー、豊本さんに事の次第を話すのだ。そんな時に劇団ひとり扮する週刊誌の記者が、その例の写真を持ってやってくる。実はこれまでの事は週刊誌側の策略で、角田さんは嵌められていたのだ。そのことを知った角田さんは芸能界引退を決意。それすら記事にしようとする記者に掴みかかった豊本さんも弱みを握られてしまう。

ここで豊本さんが「飯塚さんならコントにしてくれる」と角田さんを引きとめようとする。自分のやらかしたことも、2人がコントにしてくれたじゃないか、と。(この辺りで泣きそうな顔をしている飯塚さんにめちゃくちゃ心惹かれ始める)しかしこのやり取りを聞いていた記者はそれらを笑い飛ばすのだ。「コントなんてくだらない」「コントにはなんの力も無い」「コントなんて無意味で無力で何の役にも立たない」と。この言葉に心を折られてしまった角田さんは、記者がボイスレコーダーを向けると引退の言葉を、口にして、言い切ってしまいそうな、その時。

「辞めるなァ!!!!!!」と、飯塚さんが飛び出していく。「三人でコントやってこうぜ!!!」「どんなことだって俺が全部コントにしてやるから!!!!」抱き合って泣く東京03(と、この辺りで笑いながら涙を流す私)。ここで飯塚さんは記者に向き直って言う。「コントなんてやる意味確かにねえかもしんねえよ」「でも、俺たち三人でコントやってるとき、」

「とにかく楽しいんだよ!!!!!!」

(ここで私の涙腺がぶった切られる)(笑ってるのに号泣)(こんな器用なことわたし出来たのかと言う驚き)

「俺まだやってていいのかな」と言う角田さんの言葉に「当たり前じゃん、三人でしかコント出来ないじゃん」と返す飯塚さん。こりゃあアカン。本能が叫んでいた。

 

企画的には暗記をしなければいけないやつなのに、結構序盤から心配そうに二人を見つつ時折ツッコミを入れていた飯塚さんにもやられていた。なんだよ...めっちゃ心配してんじゃん...愛じゃん...。

 

その衝撃が収まらないまま東京03関連のツイートをした途端に、先述したおた友がリプライを飛ばしてきた。「そこからハマっても良いんだよ」ウインドウズのようこそかよ。すしざんまいのポーズでお待ちかねかよ。この子はまだ想定内だったのでよかったのだけれど、そこからリプライも空リプも来るわ来るわ。お主この沼の住人であるとは一言も...と思いながらダイマを受けて、勧められたやつ全部見た。

 

全部サイコーだった...25分のコントなんて見れねえよ...と思ってたら何か見てしまっていた。何それ、聞いてない、えっ、聞いてないんだけど...。レンタルDVD借りようとしたけどあまりにも田舎で置いてなかったので今度ちょっと遠い大きい所行ってみる。

 

そして単独当たったら行こうねと誘われている。行くんだと思う。フットワークの軽さがこんなとこで生かされるのも不覚。ダイマ受けた瞬間居てもたってもいられず家を飛び出してお供の小麦胚芽のクラッカー(買ってください)とDVDを探しに行ってたしこの行動力違う事に生かせよと自分に思っています。

 

色々と呟いたけど、まだまだ勉強の足りていない新参者です。時間だけはあるのでゆっくり学んで行きたい。そして身をもって実感した。軽率に落ちそうな沼の事を話してはいけない、あなたが仲良くしているその人はすでにもう、その沼の住人かもしれないのだから...。